「 テスの思い出 」  ( 1 ) 
ー テスの歌 ー
 

 もともと出身は九州の福岡で。
昭和34年に産まれたのでした。

 やけにさかのぼりますが…。

それで、1968年まで過ごし、そして「ジョニーの思い出」にも書きましたが、東京に出てきました。

今回、さらに昔の、子供の頃の思い出をちょっと思い出してみようかなーと思うわけです。

 書けば、それで本人は納得するのです。まあそんなものです。


 だから、適当に思い出したことから、書いて行く訳です。

 さっき、ホームページ日和に書くぞ!と宣言した後、押入れからアルバムを探し出しました。暑いのにダンボール箱をいくつか掻き分けたりして、一汗かきましたね。

 そしたら、古いアルバムがありました。これこれ。
たしか、これに、赤ん坊の頃の写真や、テスの姿も写っているのです。

 テスの姿がありました。
なくなったおばあさんの姿もあります。
昔住んでいた家や、隣のおじさんの家のテラスやスピッツのスージーも写っています。
これこれ、とにかく、久しぶりに見るアルバムです。

 また、ついでに葛飾の頃の写真も出てきたりしてね。つい見入ってしまった。


 「テスの歌」と言うのを28才頃に作ったことがあります。


「テスの歌」

 今もまぶたに浮かぶ お前の姿
 苦しいときも 悲しいときも
 元気出せよと そばにいてくれた

 夕闇迫る裏山 駆け抜けるお前は
 黄金(こがね)に光る 一筋の矢と
 僕の両手を すり抜けていった

 いたずら好きで 盗み食いもした
 だけど 狐をやっつけたことは 
 今も語り継がれる

 いくつもの嵐を超えて 強く生き抜いてきた
 変わらぬやさしい目で 
 僕と家族を見つめてくれた

 テスよ おー テスよ
 ふるさとの 土に眠る

 
 さみしがりやで 灯ともし頃の
 夕餉(ゆうげ)の窓辺に寄り添って
 僕らとともに過ごした

 いくつもの嵐を超えて 強く生き抜いてきた
 変わらぬやさしい目で 
 僕と家族を見つめてくれた

 テスよ おー テスよ
 ふるさとの 土に眠る


 まあ、今見ると、ちょっと大げさな感じもしますけれど、
「名犬ロンドン」とか「名犬ラッシー」とかのテーマソングにも影響されていると思います。

 
 そのうち、この歌もMIDIにするチャンスが来るかも知れません。

 テスは、全身こげ茶色。身体はスレンダーな感じです。耳は下がってます。
 
 テスは、鎖のジャラジャラするので繋がれていましたから、案外大きな犬だったかも知れません。

 番犬なので、よく吠えていました。
夜になると、今ならば考えられませんが、まして都会ではなおさらですが、夜になると、鎖を離してもらって、自由に野山を走り回っていましたね。


「 テスの思い出 」  その一 ー テスの歌 ー
( 2006.7.8 by makio-ym )



      

ソーラさんとアスカさんののん気な一日 第二部 「 テスの思い出 」