「 ウ・ワ・サ その一 」

                        


 どこにでも、ウワサ話はつきものである。
メダカがクジラになることもある。クジラがメダカになったりもする。はなから当てにならないんですねー。

 みんなが自分の顔を見て、

「ハー、なーるほど☆」

みたいにうなずいていたら充分に注意が必要ですよ。

 すべては自分の場所からは見えないかもしれないけれど、何かあるんだぞと心の準備をしておくにこしたことはないですよ。  いつもの調子で、調子ついていると、後で決まりが悪いことになりかねないかもね。かもねー。カモよー。カモ。  

「ガーン、エーーーーーー!そうだったの(゜о゜)」

今日は、悪代官♪
はたまた、星の王子さま♪♪

知らないのはあなただけ♪


「ちょっと、トイレにいってきまーす。」

もどってみると、みんなの話がピタっと止まる。

「あーそーそー、それでさー、……」

なんて、話がとうとつにつながったりしません(゜о゜)

あらら。


 まあ、ソーラさんとアスカさんたちは、わたしがバスに乗って出かけた後には、基本的にはベランダに出て、彼女たちのお仕事をしてます。

 ベランダにいながらにしてテレパシーを使って、サテライト方式で仕事してます。近所の犬たちと連絡を取り合ったり、鳥たちと話したり、おばさんちのヤンヤンさんや、名古屋のリュイさんたちと打ち合わせをしたりすることは、前にも話しましたが、いろいろと忙しいのです。
 だからウワサ話なんてしている時間はないのです。

 ソーラさんとアスカさんはお上品で崇高なる方たちです。


       そのニ