「 水浴び その一 」




 夏の暑い頃。JUNちゃんから、名古屋のミニダックスたちの様子を伝えるカキコミを頂いた。

 見返して見ると8月のはじめ。そう、あの頃は、ウィルス騒動で、HPの音が出なくなっていて、というか、音が出ないと思い込んでいたのか。それでホームページをもう一度作り直したのだった。2週間もの間、中途半端にほったらかしにしてあった。いま思うとそんなこともあった。

 それで、やっと作り直して、ホームページを再アップしたのが、7月の終りであった。ふー。それで、そのころからホームページ日よりも、掲示板のアルバム機能を使うようになったのである。それで、その再開を祝して、カキコミメッセージをいただいたのであった。

 そうそう暑さ、佳境に入った頃であった。

 だんだん横道にそれてゆくのであるが、ついでに付け加えると、そのHPの作り変えをしているときに、ちょうど、いぬいぬ博士である妹に赤ちゃんが誕生したのであった。ちょうどその最中であった。7月19日のことである。はるちゃんの弟である。

 今、この「水浴び」のエッセイを書こうとしているのは、実は、真冬である。てーか正月の休みなのだ。また、なんでー今ごろと思うかもしれない。しかし、もうこのエッセイに番号もつけちゃっているのである。それに番号を付けた時は、これはすばらしいテーマだと思ったのだ。

 だから、まったくと言っていいほど、イメージがわかないのである。そー、今は、大変に寒いのである。ストーブにへばりついている。それで、その頃のホームページ日よりとか、カキコミを見ながら、書くことにしたのであるが。
 そしたら、だんだんあの頃のことが思い出されて来たのである。いやーあの作り変えは大変だったなー。でも、あれがなかったら、今ごろは、もうどうしようもなくなっていたと思う。ファイルがどこになにがあるのかさっぱりわからなかったのだ。それでもHPが出来てしまうところが。最近のソフトのすごさなのである。ホントにまったく横道に。

 しかし、その大変さと一緒に、あのときのクソ暑さが蘇って来た。

 いやー、ホントに暑かった。もう、じっとしていると息苦しい。
 ソーラさんとアスカさんは夜は、ベランダへ出していた。虫がうるさいようではあるが。ベランダの方が、涼しいが虫が……。
 日中はベランダへ出しておくと、これは危ない。
ギンギンと照りつける陽射しに、熱射病になりかねない。
 それで、バスにのって出かけるときも、おやじさんたちと連絡を取り合って、午前中の10時頃には中へ入れて、ゆるく冷房をかけてもらうことにしたのである。