13_shakuhachi_soran-bushi


midi


ー コメント ー


ソーラン節

01 ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン
  男度胸なら 五尺の体 
  ドント漕ぎだせ 波の上 チョイッ
  ヤサ エンヤーサー の ドッコイショ

02 ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン
   沖のかもめに 潮時聞けば 
   わたしゃ立つ鳥 波に聞け チョイッ
   ヤサ エンヤーサー の ドッコイショ

03 ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン
   今宵一夜は 緞子の枕 
   明日は出船の 波枕 チョイッ
   ヤサ エンヤーサー の ドッコイショ

04 ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン
   おらが国さで 見せたいものは 
   大漁のぼりの赤い旗 チョイッ
   ヤサ エンヤーサー の ドッコイショ



 「尺八入門」というスタジオ音楽館のビデオを買ってきた。
尺八はちょっと興味があった。わびさびの世界を表現できる不思議な楽器というイメージがある。

 尺八を長くやっているという人と一緒に太鼓をたたいたこともある。
村祭りとか、郡上踊りの中の「跳ね駒、跳ね駒……」という曲。楽しい曲だった。

 もっとも貴重なのが、いぶした竹で、囲炉裏などの上で家の材料に使われていたようなもだとか。
和性サックスというか、篠笛とはまた違って、低音が魅力的。
それに、不思議な音程のゆれが表現できて、とても雰囲気のある楽器だと思っていた。

 DTMでは、当然普通に打ち込んだのでは、どうもあの尺八特有の雰囲気は出ない。
それで楽器の音階や特有の奏法を知りたいナーと思った。

 このビデオは柴田旺山さんの監修で、基本を分かりやすく内容豊富に教えてくれる。
また尺八らしい魅力的なデモ曲も収録されていて、値段は手ごろだが、尺八の魅力ををよく伝えてくれる。鑑賞用としても飽きずに見られる。

 わたしは、4回ほど見直した。

 早速、そのなかの曲を、打ち込んでみた。

 タンギングではなくて、ユル、ウツで音を切ったり(一見装飾音のように聞こえる)、メリ、カリで音程を変化させたり、
ムライキでなかせたり、ヨコユリ、タテユリでビブラートをかけたり。

 音階はロツレチハヒで表される。楽器の調子は13本あるが、一般的に一尺八寸の長さのものがよく使われ、この場合ロツレチハヒはレファソラドレにあたる。ちょっと、ブルースのノートに似ているなーと感じた。

 穴の数は表に四つ、裏に一つしかないが、穴を半分ふさいだり、三分の二をふさいだりして、中間の音を出す。
その音程が不安定なところが、また雰囲気がある。

 最後のでも曲「鶴の巣篭」何回も聴いてみたが、今回ソーラン節で。

 連続する音をユルで切ってみたが、sswでうちのGM音源ではそこそこ感じが出ていたが、ブラウザの音源ではちょと違って尺八であることも分かるかちょっと微妙だった。

 (MIDI製作 2002.09.16)


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