32 YAMAHA FG-150( ヤマハ FG-150 ) 


 FG−1500を手に入れたので、自分のギターコレクションも、もう既に一気に完成に近づいたような気がした。
そのためには、FG−150がなければならない。実は、そういうことなのだ。

 アコースティックギターの原点は、マーチンやギブソンなのだろうが、せめて日本でのフォークギターの原点にたどりつきたい気がする。

 赤ラベルFGにはそういう憧れがある。それが66年ライトグリーンラベルのFGなのだろう。

 できるだけそれに近づく意味で67年のFG−150を手に入れた。

 前にFG−110は68年でこれが大変音が出ていた。樺のエンドピンがついていた。

 それで、そんなところにこだわって67年のFG−150にした。樺のエンドピンがいい感じだ。

 FG−110同様に、高音弦がよく響いてくる感じがある。良かったと思う。

 FG−110は楓で歯切れが良い。FG−150は柔らかく暖かい感じ。
 

 これで日本のフォークギターの原点は極めたかに見えたが、ダイナミックギターがあるではないか。

 この時期のシリアルナンバーは、ダイナミックギターとシリアルが通し番号らしい。
また「YAMAHA」のロゴがエクステンド・ロゴ(平体)でこれもダイナミックギターと同じようだ。
FGとDGの接点がこんなところにあるのか。



                       (  2009.5.6   by kogarashi  )
 










コンデンツ・ロゴ(長体)ではなく
エクステンド・ロゴ(平体)。
ヘッドの形も直線的でなく微妙なカーブ。


樺のエンドピンが趣がある。



赤ラベルFGへの思いは、日本のフォークギタの
原点への憧れがある。


5、6、7桁のシリアルは、ダイナミックギター
からの通し番号との説。



(  2009.5.6  UP  ) 


 

モデル名 YAMAHA FG-150(67年)
製作年 1966年10月〜72年6月
top スプルース合板
side & back マホガニー合板
neck マホガニー
fingerboard & bridge ローズウッド
ラベル 赤ラベル
弦長
生産地 日本製
特徴 エクステンド・ロゴ(平体)。
樺のエンドピン。滑らかなカーブのヘッドの形状。
購入時のエピソード 2008年4月。連休前にゲット。



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20090503
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20090503
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20090503
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