FG−1500を手に入れたので、自分のギターコレクションも、もう既に一気に完成に近づいたような気がした。
そのためには、FG−150がなければならない。実は、そういうことなのだ。
アコースティックギターの原点は、マーチンやギブソンなのだろうが、せめて日本でのフォークギターの原点にたどりつきたい気がする。
赤ラベルFGにはそういう憧れがある。それが66年ライトグリーンラベルのFGなのだろう。
できるだけそれに近づく意味で67年のFG−150を手に入れた。
前にFG−110は68年でこれが大変音が出ていた。樺のエンドピンがついていた。
それで、そんなところにこだわって67年のFG−150にした。樺のエンドピンがいい感じだ。
FG−110同様に、高音弦がよく響いてくる感じがある。良かったと思う。
FG−110は楓で歯切れが良い。FG−150は柔らかく暖かい感じ。
これで日本のフォークギターの原点は極めたかに見えたが、ダイナミックギターがあるではないか。
この時期のシリアルナンバーは、ダイナミックギターとシリアルが通し番号らしい。
また「YAMAHA」のロゴがエクステンド・ロゴ(平体)でこれもダイナミックギターと同じようだ。
FGとDGの接点がこんなところにあるのか。
( 2009.5.6 by kogarashi )
モデル名 | YAMAHA FG-150(67年) |
製作年 | 1966年10月〜72年6月 |
top | スプルース合板 |
side & back | マホガニー合板 |
neck | マホガニー |
fingerboard & bridge | ローズウッド |
ラベル | 赤ラベル |
弦長 | |
生産地 | 日本製 |
特徴 | エクステンド・ロゴ(平体)。 樺のエンドピン。滑らかなカーブのヘッドの形状。 |
購入時のエピソード | 2008年4月。連休前にゲット。 |