ヤマハの中古を研究し始めて、フォークタイプで、注目のオールドはなんだろうと思っていた。
グリーンラベル、ブラックラベルの存在を知り、そのラインナップも分かってきた。
その中で、FG−440グリーンラベル(フォークタイプ)と、このブラックラベルFG−500Fが気になっていた。
FG−150とは、ずっと以前に出会っていて、フォーク同好会というサークルのメンバーが持っていた。
こんなギターがあるのだなとびっくりしたものだった。
自分も含めて、他のメンバーが使っていたヤマハのギターより音がすごくよかった。
そんな訳で、評価の高いブラックラベル、そのフォークタイプとしては最高のラインナップ。FG−500F。
トップが単板。そして、サイド&バックがコーラルローズ合板、ネックはアフリカン・マホガニー、黒檀の指板。
どんな音がするんだろう。
その以前にFGー250Fを持っていた。あまり鳴らないので、職場において置いたら、職場の人が昼休みによく弾いてくれて、三年ほど経って(別の職場になっていたので)、弾いたら、びっくりするほど音が出るようになっていた。そのギターは、その人が職場をさるときにあげた。
ブラックラベルのその真価に気づいたのだった。
そんな訳で、このFG−500Fが、ずっと気になっていたが、滅多なことで見つからないのであった。
今回、秋のキリギリス月間にネットで見ているうちに発見。同窓会前日に見に行ったのだった。
確かに、そこにあった。
ポロンと弾いた瞬間に、いい音だなーと思いました。
実は、その同じ日に…。
( 文 2007.1.6 )
スプルース単板トップ、小ぶりのフォークタイプ
コーラルローズ2Pバック
下駒のデザイン
ドット
コーラルローズ合板サイド
音叉マーク、先細りのヘッド
ブラックラベル
( 2007.01.06 UP )
モデル名 | YAMAHA FG-500F |
製作年 | 1974.07〜75.11 |
top | スプルース単板 |
side & back | コーラルローズ |
neck | アフリカン・マホガニー |
fingerboard & bridge | 黒檀 |
ラベル | ブラック |
弦長 | 636mm |
生産地 | 日本製 |
特徴 | 当時フォークタイプ唯一のトップ単板(後はFGー1500くらい) |
購入時のエピソード | 2006年11月11日。お茶の水The Dream にて購入。 20年ぶりの同窓会の前日。 探していたけれどなかなか見つからなかった。非常にうれしい。4万5千円。 |
10_FG-500f_come_to_my_bedside_20070105
34_FG-500F_canon_20080504