17 YAMAHA FS-355S ( ヤマハ FS-355S ) 


 小ぶりのフォークタイプ。
以前のタイプに比べると細身。
以前のフォークタイプは、ちょっとカントリー・ジャンボみたいに平たくて、くびれていた。正面から見るとけっこう大きかった。
 FG−202Dなど、長い付合いだけれど、このモデルに比べるとずいぶん大きい。

 正面からみるとスリムになった分、胴の厚さがこれまでよりやや厚い。

 今から思うと、ニューコンセプト・ヤマハ、現在のモデルのデザインへの兆しがこの頃から伺えたようです。

 とにかくトップが単板。

 FGシリーズのフォーク・タイプでトップが単板というのに、なぜか憧れがあり。
まあ、2000年当時だって、LSにはフォークタイプでオール単板のモデルもあるのにね。
変なこだわりだなと自分でも。

 2000年秋。いつもの地元楽器店で購入。
このころまたフォークギター単板志向がー。FGのフォークタイプ単板はここ数年、15年以上出されてなかった。ついに出たかと思い買ってしまった。

 音は、623mmと短めのローテンション。
こじんまりしている。音は、トップ単板を充分生かして、きれいにまとめられているかな。

 FS−500SJとこちらとどちらにするか迷った。
FS-500SJの方がワイルドな開放感のある音で、こちらは、引き締まった感じの音つくりだった。

 あまり、弾いてあげていない。
ローテンションのスケールで、ちょっとおとなしい。


    ( 文 2006.2.26 UP )

 







モデル名 YAMAHA FG-355S
製作年 2000年
top スプルース単版
side & back ナトー合板
neck ナトー
fingerboard & bridge インドローズ
弦長 623mm
ラベル アイボリー楕円形
生産地 台湾
特徴 小ぶりのフォークタイプ。胴の厚さがこれまでよりやや厚い。現在のモデルデザインへの兆しが。ショートスケール。とにかくトップが単板。
購入時のエピソード 2000年秋。いつもの地元楽器店で購入。
このころまたフォークギター単板志向がー。FGのフォークタイプ単板はここ数年、15年以上出されてなかった。ついに出たかと思い買ってしまった。