小ぶりのフォークタイプ。
以前のタイプに比べると細身。
以前のフォークタイプは、ちょっとカントリー・ジャンボみたいに平たくて、くびれていた。正面から見るとけっこう大きかった。
FG−202Dなど、長い付合いだけれど、このモデルに比べるとずいぶん大きい。
正面からみるとスリムになった分、胴の厚さがこれまでよりやや厚い。
今から思うと、ニューコンセプト・ヤマハ、現在のモデルのデザインへの兆しがこの頃から伺えたようです。
とにかくトップが単板。
FGシリーズのフォーク・タイプでトップが単板というのに、なぜか憧れがあり。
まあ、2000年当時だって、LSにはフォークタイプでオール単板のモデルもあるのにね。
変なこだわりだなと自分でも。
2000年秋。いつもの地元楽器店で購入。
このころまたフォークギター単板志向がー。FGのフォークタイプ単板はここ数年、15年以上出されてなかった。ついに出たかと思い買ってしまった。
音は、623mmと短めのローテンション。
こじんまりしている。音は、トップ単板を充分生かして、きれいにまとめられているかな。
FS−500SJとこちらとどちらにするか迷った。
FS-500SJの方がワイルドな開放感のある音で、こちらは、引き締まった感じの音つくりだった。
あまり、弾いてあげていない。
ローテンションのスケールで、ちょっとおとなしい。
( 文 2006.2.26 UP )
モデル名 | YAMAHA FG-355S |
製作年 | 2000年 |
top | スプルース単版 |
side & back | ナトー合板 |
neck | ナトー |
fingerboard & bridge | インドローズ |
弦長 | 623mm |
ラベル | アイボリー楕円形 |
生産地 | 台湾 |
特徴 | 小ぶりのフォークタイプ。胴の厚さがこれまでよりやや厚い。現在のモデルデザインへの兆しが。ショートスケール。とにかくトップが単板。 |
購入時のエピソード | 2000年秋。いつもの地元楽器店で購入。 このころまたフォークギター単板志向がー。FGのフォークタイプ単板はここ数年、15年以上出されてなかった。ついに出たかと思い買ってしまった。 |