FG−202Bは、それなりに懐かしくて、サベリのボディーからすんなりと音の出る楽器だった。
これと兄弟でFG−201Bはドレッドノートで大きなボディー。やはりサベリとエゾ松合板の組み合わせ。
これまた、すんなりとよく音が出ていた。とてもこの値段としては、素晴らしいコストパフォーマンス。バランスがなかなかいい。
所蔵ギターの中に、
FG−200FとFG−200Jという二本がある。
Fの方がフォークタイプでJの方がウエスタンボディ。
このように同じシリーズのフォークタイプとウエスタンを両方手元に置いてじっくり音を聞きわけるのも楽しい。
また、所蔵ギターの中に、
FGー440 と FGー360がある。
これは、ブラックラベル以前のグリーンラベルのラインナップ。
FG−440はフォークボディで、FG−360はウエスタン。
ただこちらの場合は、兄弟と言うか、やや対応するラインナップがずれている。
FG−450がグリーンラベルの最上位機種のウエスタン。またFG−340が次の機種のフォークタイプとなる。
このような組み合わせで、音の個性を、聞き分けるのも楽しい。
このFG−201Bは、購入時、トップの板の下の方が、黒ずんで変色あり。気にもしない。
( 文 2006年2月28日 UP )
モデル名 | YAMAHA FG-201B |
製作年 | 1978年 |
top | エゾ松合板 |
side & back | サベリ合板 |
neck | ナトー |
fingerboard & bridge | パリサンドル |
弦長 | 636mm |
生産地 | 日本製 |
特徴 | フォークボディFG−202Bの兄弟。こちらはドレッドノート。このレベルでホント基本押さえてよく鳴ってます。 |
購入時のエピソード | 2000年、新大久保The中古楽器屋でゲット。FG−202Bの兄弟でドレッドノートのこのギターに興味があった。 |